笠原 第4工場(B-RHK)

特徴
  • 迅速焼成が可能で、強制冷風打ち込み可能な一段式ローラーハースキルン熱処理設備。
  • キルンは全長58m、炉内幅1,500mm。炉インアウト時間は3時間30分 ~ 13時間まで調整可能。
  • 10ゾーンの内、1~4ゾーンは上下一括、5~10ゾーンは上下分割で合計16箇所の温度制御設備を有し、各ゾーンを独立しての温度制御が可能。
  • 製品の積み降ろし作業以外は全自動となっており、処理製品の形状、比重を問わずフレキシブルに対応出来る設計となっている。
  • 製品積載セッター寸法は最大1,260mm×2,200mmで、高さは170mmまでの大型製品の熱処理が可能。
  • 化成品、耐熱ガラス、断熱材等、幅広い熱処理を見込んでおり、小ロットのテストも可能。
  • 強制冷風打ち込み機能を備えているので、迅速焼成品の除冷温度をコントロールする事が可能で、ひずみ除去が必要な製品にも対応出来る可能性あり。

 

能力・仕様
処理能力 例)製品(原料)600kg/Hr
熱処理温度範囲 550℃  ~ 1300℃(1100℃以上で使用の場合セッター等の炉材を別途検討の必要あり)
セッター寸法 D 1,260mm × L 2,200mm
製品有効寸法 D 1,260mm × L 2,200mm × H 170mm
製品有効重量 ~ 100kg/セッター
炉インアウト時間 3時間30分 ~ 13時間
炉長 58m
炉内幅 1,500mm
熱源 LPG
バーナー ノズルミックスガスバーナー 出力10,000 〜 35,000kcal/Hr 71本配置
熱処理実績 耐熱ガラス類、断熱材類、化成品各種
その他設備 強制冷風打ち込み冷却装置を2種類装備。
冷却装置①焼成帯後の冷却帯にあり、天井と炉床の各6箇所から打ち込む装置。
冷却装置②炉の出口前の冷却帯にあり、ローラー棒の上下20cmに配置された各8本のパイプから打ち込む装置。